百花繚☆RUN
世界のまだ見た事のない綺麗な景色や、誰も経験したことのないRUNの世界を経験したくて、今世界中を走っています。

プロフィール

アスリートDr.K

Author:アスリートDr.K
名古屋のランニングチーム 
”百花繚☆RUN” 代表。

職業:医師

忙しい仕事の合間を縫ってランニングしています。
日本国内はもとより、ギリシャ、韓国、カナダ、アメリカ、南アフリカ、フィンランドなど世界各国のマラソン大会に参加しています。今後も世界中の大会に参加予定です。

記録
◎100kmベスト:8時間50分
◎フルマラソンベスト:3時間12分
◎ハーフマラソンベスト:1時間26分
◎24時完走ベスト:203キロ
◎スパルタスロン(246km):6回完走
◎さくら道国際ネイチャーラン(250km):6回完走
◎コムラッズマラソン(南アフリカ):1回完走
◎バッドウォーター(217km):1回完走
◎済州島200kmウルトラマラソン:1回完走
◎ゴビ砂漠250km7日間 完走
◎サハラ砂漠250km7日間 完走
◎アタカマ砂漠250km7日間 完走
◎アイスランド250km 7日間 完走
◎Coast to Kosciuszko(C2K)240km38時間 
 アジア人初完走(オーストラリア)
◎南極マラソン 完走(日本人1位)
◎ブラジル・ジャングルマラソン 253km
など、200km以上のウルトラマラソンに22回完走。

今年はナミビアのナミブ砂漠250kmに挑戦します。

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マダガスカル250km 完走記 3
レース二日目。
朝から風と海の波の音で目が覚める。

天気は快晴。

今日は47kmの予定。

スタートは1時間早くなった。

さて海岸沿いを一斉にスタート。
Madagascar (93)

しばらくは波打ち際を進むが、一時間スタートが早くなった理由が分かった。
塩が満ちてきている。
あと1時間遅ければ、コースが海に水没していたでしょう。

波を避けて波が引いた瞬間に、海岸を渡る人も居れば、
濡れてもお構いなしに、波の中をじゃぶじゃぶと走る人も居た。
Madagascar (94)
Madagascar (97)
Madagascar (95)
そんな海岸線を5kmほどすすむ。

そんな中で油断した。
大きな波を見落として、岩に砕けた波を頭からかぶってびしょ濡れになった。
Madagascar (96)
Madagascar (100)

ツイテない。
景色は良いけど、気持ちはトーンダウンした。

Madagascar (99)
Madagascar (98)


しばらく行くとブッシュに入って行った。
500mほどでブッシュを抜けると、広大なダートが広がっていた。
Madagascar (101)

時折牛が通って行く。
Madagascar (102)
こちらの牛は”ゼブ牛”といって、背中に大きなこぶが有るのが特徴です。

コースは赤いダートを進む。
Madagascar (106)
たまに村を抜けると、子供たちが応援してくれる。
Madagascar (104)
Madagascar (107)

10kmほど走ると最初のCPが有った。気温が34度になりかなり暑く感じる。
Madagascar (103)

そこからまたまたダートを10kmひた走る。
Madagascar (105)

するとCP2。
Madagascar (109)

暑さでかなりのランナーがへばっている。
近くの村の子供も応援に来ていた。
Madagascar (108)
みんな外国人に興味深々です。
休憩もそこそこにCPを後にした。

するとすぐに左手にバオバブの林が見えた。
Madagascar (110)
Madagascar (111)
あそこを抜けるのかな?と思っていたら、案の定林に向かって行く。
しかしこのレースは素直に思った通りには決してならない。

林に入る前に田んぼがあった。
突っ切るには30mほど。
しかしみんな慎重に迂回してあぜ道を歩く。しかしここも結構ぬかるんでいる。
みんな一列になって進んでいた。
そこへ一人の中国人女性ランナーが、田んぼの中を突っ切ろうと、勢いよく入って行った。
勇気あるな~と思って見ていたが、5mほどで動けなくなった。
最初は膝までぬかるみに埋もれながら、何とか進んでいたが、真ん中辺りでは、
太ももの付け根まで埋まっている。
そしてついに動けなくなった。
でも誰も助けに行けない・・・、ゴメンネ。
後で聞いたら、結局足を抜いたらシューズが脱げて、そのままシューズは泥の奥深くに埋もれて見つからず。
さすがにシューズが無くては走れないので、リタイヤになったそうです。

僕たちは田んぼを抜けると小高い丘を登りバオバブの林を抜けました。
Madagascar (112)
Madagascar (113)

そしてその先には川がありました。
地元の人は洗濯しています。
僕たちも田んぼドロドロになった足を、川を渡りながら綺麗に?洗いました。
Madagascar (116)
Madagascar (117)

僕は今回、どうしても足にマメを作りたくなかったので、川は全て靴を履き替え、靴下を脱いで渡る事に
していました。時間はかかりますが、安全です。

川を渡ってはシューズを履き替え、ダートを走り、また川を渡るの繰り返しです。Madagascar (122)
Madagascar (123)
Madagascar (118)
この時は花を見る余裕も有りました。
Madagascar (124)

マダガスカルは主食がお米です。
だから田んぼが沢山あります。
Madagascar (126)
村のそばには田んぼがあり、用水路があり、こんな所もコースになります。
Madagascar (125)
Madagascar (127)

村を一歩出ると何もない草原が続きます。
Madagascar (132)

CP3に到着しました。
ここには100人ほど住んでいるようです。
Madagascar (131)

僕たちは川や用水路を横切ります。
ホテイアオイ(水草)が大繁殖してます。
Madagascar (128)

牛は道路を横切ります。
人がいてもお構いなしです。すごい砂埃です。
Madagascar (133)

CP4に到着したころ、日は大分傾いていました。
何とか明るいうちにゴールできるかな?
ギリギリです。
CPには子供が集まっています。カメラを向けるとみんな我先に前に出てきます。
そしてみんな決めポーズがります。
みんな目がキラキラしていて本当に可愛いです。
Madagascar (135)

時間がないので先を急いでいました。
あと1時間くらいで日が暮れます。しかし残り4km、何とか間に合いそうです。

道の向うから頭に洗濯ものを乗せた家族が歩いて来ます。
Madagascar (136)
つまりこの先川があると言う事です。
1kmほど行くと案の定川がありました。
しかも川を縦に登ります。
Madagascar (137)
Madagascar (138)
ここまで来たらシューズを濡らすわけにはいきません。
履き換えてシューズは手に持ち、川に入って行きます。
そのまま200mほど進み、田んぼに出ました。
凄い田んぼの臭いです。
必死に田んぼ脇の水路の中を、膝上まで水つかりながら進みます。
あと30m、ふと前に目をやった瞬間、ぬかるみに足をとられて倒れそうになった。
しかしここはストックで支えればよし・・・、抜けない、ストックが抜けない。
ヤバい、反対の足を出そうとしたが、疲労で力が入らず、ぬかるみから出せない。
アブナイ、と思った瞬間には、真っ黒な水の中にダイブしてました。

慌てて起き上がるけど、全身真っ黒のずぶ濡れ状態。
今で苦労して濡らさずに持ってきた靴もドロドロです(泣)。
あ~~、今までの苦労が・・・、なんてこった。

ダイブの瞬間を見ていた他の選手が”大丈夫か?”と声をかけてくれました。
全然大丈夫じゃない、もう泣きたいけど“大丈夫、心配ないよ、ありがとう”と言って立ち上がる。

残り2kmちょっとだったのに・・・。
本当に泣けてきた。
真っ黒な泥が顔中についている。臭い、とんでもなく臭い。
顔を洗おうと水をとりだす、取り出す、とり・・・、ない。ボトルが無い!!
転倒の衝撃でホルダーからはずれて、流された。
最悪です。明日から給水用のボトル1本しかない。
この暑さの中では、絶対に1本では無理、走れない。

途方に暮れ上がら歩いていたらまた川。
Madagascar (139)

一先ずここで汚れたウェアーを洗った。少しは綺麗になったか?
もう確認する元気も無くなった。
辺りが暗くなってきた頃、ようやくゴールに着いた、しかしそのままへたり込んだ。
Madagascar (140)
しばらくゴールで呆然としながら、何も考えられずにいた。
心が折れた、ぽっきり折れた。

一先ず自分のテントに行き、臭いので中に入らずにまずはウェアーの洗濯を始めた。
僕の荷物は、他の選手と比べると3キロ以上重い。
しかしだてに重い訳ではない。
何と洗濯洗剤も持ってきているのです。
それで洗濯開始。
ジップロックにウェアーと洗剤を入れて何度も洗う。
しかし何度洗っても水は黒いまま。
臭いは・・・、分かっているなら嗅ぐな。
諦めて干しておく。

一人寂しくご飯を食べていたら制限時間ギリギリで近藤さんが帰って来た。
でも彼女もボロボロ。見るからに体力の限界です。
それでも明日は、行ける所まで行く、という。
正直リタイヤを80%考えていた僕は、少しだけ勇気をもらった。

夜11時、寝静まったキャンプ地で、一人満点の星を見上げ上がら
気持ちの整理をつけようとしていた、リタイアの言い訳を考えていた。
たった二日目でリタイア。
この屈辱的な状況を受け入れようとしていた。
7日目の完走したシーンが、まったくイメージ出来ない。
でも心の隅っこに、まだ諦めていない自分がいた。
明日までに折れた心が復活するのか?

翌日のスタート時間が、刻々と迫っていた。


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Vega
騒然とした様相でハラハラなのに、所々ユーモアで、くすくす笑って読んでしまいました!!(ごめんなさい)
せっかくの努力が。。。どうなるのかな。。。。
2014/10/10(金) 10:59:19 | URL | [ 編集]










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